当代きっての風景画の名手、後藤純男画伯が描いた作品を、特別なご許可のもとに制作しました。
後藤純男 略年譜
1930年:千葉県東葛飾郡関宿町(現・野田市)の真言宗住職の家に生まれる。
1946年:山本丘人に師事。
1947年:小・中学校の教職に就きながら創作を続ける。
1949年:田中青坪に師事。
1952年:再興第37回院展に「風景」が初入選。教職を辞し、以降画業に専念する。
1955年:この頃から1963年頃まで関西、四国の寺を取材。
1974年:日本美術院同人に推挙される。
1988年:高野山東京別院に襖絵「高野山の四季」を奉納。東京藝術大学教授となる。(1997年退官)
1990年:「法隆寺秘宝展」に「百済観音画像」を出品。本尊として会場に安置される。
1993年:奈良の長谷寺に襖絵「夏冬山水」を奉納。
1995年:パリの三越エトワールで個展を開催。
2000年:日本美術院理事となる。
2006年: 春の叙勲にて旭日小綬章を綬章。
2016年:10月18日、86歳で逝去。
彩美版(R)とは
画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出された新時代の画期的な技法による複製画です。
先端のデジタル加工処理技術と高精度プリントに、さらには手摺りによるシルクスクリーンを加えて、原画の持つ微妙なニュアンスや作家の筆遣いといった絵の鼓動までもが表現されています。
「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。
●技法/彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り一部本金泥を使用●用紙/版画用紙(かきた)●限定500部●画寸法/36.0cm×72.5cm●額寸法/57.0cm×93.5×4.9cm●額縁/特製木製額金泥仕上(国産ハンドメイド)、アクリル付き、黄袋・タトウ入り●重量/約6.1kg●証明/監修者による承認印を奥付に押印●解説/行定俊文(後藤純男美術館前館長)●発行/共同印刷株式会社