伊藤若冲『動植綵絵』複製額装6点セット
生誕300年記念・超絶細密技巧の天才・伊藤若冲の名品掛軸六選
釈迦三尊図の威厳のために描かれた「動植綵絵」全30作から人気の6作を選んで複製掛軸としてご紹介します。
昨年春の東京での展覧会が、入場まで5時間待ちを記録するほどの社会現象にもなった江戸時代中期の京で活躍した天才絵師・伊藤若冲。全30点からなる「動植綵絵」と「釈迦三尊図」の同時展示による作品の迫力に圧倒されたことは、未だ記憶に新しいことでしょう。超絶細密技巧を駆使して描かれたその「動植綵絵」で若冲の真髄・人気の6作品を選び複製掛軸にしました。
老松孔雀図(ろうしょうくじゃくず)
長寿の老松、富貴の牡丹、毒蛇を退治する魔除けの孔雀。白い孔雀は神の使いとも云われます。不老不死の象徴・松を背景に、邪気を祓う孔雀を描いた吉祥の一幅。深紅のボタンと対照的な純白の孔雀の羽1枚1枚を丹念に描いた、若冲のこだわりが伺われる。
梅花皓月図(ばいかこうげつず)自由奔放な枝振りの白梅を皓々と照らす満月。白梅の生命の力強さを感じさせます。梅の花を照らす月光を際立たせるため、花弁の胡粉の塗りにも一つひとつ変化をつけ、ガク、花粉にいたるまで丁寧に描かれている。華麗の一語に尽きる作品。 梅花群鶴図(ばいかぐんけいず)画面いっぱいに花や蕾のリズムある背景に六羽の鶴が描かれている吉祥作品です。咲き誇る満開の梅花と6羽の丹頂鶴を画題として描いた吉祥画の傑作。寺院などにあった中国絵画が下敷きになっているといわれる。「動植綵絵」15番目の作品。 紅葉小禽図(こうようしょうきんず)六百枚近くの葉を何種類もの彩色で描き分け深い奥行きを表現しています。瑠璃鳥の雌雄の戯れが心和ませます。鮮やかな紅葉のなかで戯れるつがいの瑠璃鳥。600枚近くの葉を微妙な濃淡と彩色で遠近をつけ奥行をみせる。画題に植物が登場する「動植綵絵」後期の傑作。 群鶏図(ぐんけいず)若冲作品に多く描かれている題材の鶏。今にも画面から飛び出してきそうなほど生き生きとした十三羽の鶏が密集して描かれている代表作。若冲といえば鶏。強烈なインパクトで、絶妙のポジショニングで絡み合う雄鶏を描いた代表的作品。観察と写生に余念がなかった若冲の真骨頂が伺われる。 老松白鳳図(ろうしょうはくほうず)輝く純白の羽の流れが艶やかだが、凛とした顔の表情が高貴な鳳凰ならではの雰囲気を醸し出しています。右上部隅に浮かぶ朝日に向かって鳴き声を上げる純白の鳳凰。その表情は雄を描いたにも拘わらずなまめかしく、写実を旨とした若冲作品の中でも特異な一幅。
圧倒する細密さ、超絶技巧、大胆な構図でゆるぎない人気を集めた天才絵師・伊藤若冲。数ある傑作の中でも、代表的作品といえば「動植綵絵」。そのなかから若冲の真髄にふれることのできる、とりわけ人気の高い6作を選んだ複製絵画コレクションです。
世界的評価を博した江戸中期の絵師・伊藤若冲による超絶細密技巧希代の絵師にして、超絶細密技巧の天才として冠たる名声を定着させた伊藤若冲。模写から写実へ、徹底した観察と写生を貫いた姿勢は、自宅の庭に鶏を飼ってその動き、姿態を飽くことなく眺めていたというエピソードが有名です。一昨年開催された生誕300年を記念した展覧会では、若冲の代表作「動植綵絵」30幅と「釈迦三尊図」が同時展示され、来場者を圧倒的迫力で魅了しました。来館者数は45万人に迫り、1日当り最多2万人を記録し、日によっては待ち時間5時間ということでも若冲人気を物語る一例として、未だ記憶に新しいことです。
若冲の真髄に触れることのできる代表的美術品をご堪能ください若冲の代表的作品といわれる「動植綵絵」は、「釈迦三尊図」の威厳を飾るため描かれた全30幅からなるもので、宝暦7(1757)年から約11年の歳月をかけて制作されたものです。本作は、そのなかの代表的6作品を選び、作品全体を細密に複製した掛軸と額装です。超絶細密技巧の天才と称せられる若冲の真髄に触れることのできる代表的名作を賞玩できる至福の絵画として、季節の移ろいに合わせ、貴家のお部屋にお飾りください。
額装共通仕様(一点)●寸法(約)73.5×45×3cm●新絹本・高細密デジタル印刷●額材質:樹脂、アクリルカバー入●掛け紐付
【送料】
全国一律1,980円(離島を除く)
●まとめて購入でも送料は1回分の送料のみ
●安全のためポスト投函せず、佐川急便にて配送いたします。
(佐川急便対応地域除く)
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